「個人情報漏えいの原因の約80%は、人為的なミスです。」
まずは以下の図をご覧ください。
個人情報漏えい件数の原因比率による「誤操作」「管理ミス」「紛失・置き忘れ」の上位3原因で約80%を占めています。
この結果からわかるように如何に最新鋭のハイテクなシステムを導入しても、
結局、人の手から情報漏えいしてしまう危険の方が高いことがわかります。
また情報漏えいに関するニュース番組を見ていますとコンピュータウイルスによる感染や、
ハッキングなどにより数万件の個人情報漏えい事件など聞いたことはありませんか?
そういうニュースなどを見ていますと、パソコンでの管理は怖いからウチは紙で管理しようと
思われる方も多いでしょう。
「紙媒体による情報漏えい事件は全体の67.7%」
実は、むしろ紙の方がパソコン操作より情報漏えい事件件数が多いのです。
インターネット経由では、9.1%という結果になっておりました。
以上のようなデータ結果から、会社で取り組むべき対応の内容にシステム改修だけでなく、人材教育と管理体制も必要だと考えられます。
人材教育こそ最大の課題
本サイトにある教育用資料では、主に業務フローやマニュアルをご用意してあります。
通常業務で処理する作業については、具体化されたルールがあることによってミスが少なくなります。
しかし、情報漏えい事件の多くはせっかく良いマニュアルやルールがあったのにもかかわらず、
効率UPを名目にだんだんと現場サイドでマニュアルが改悪化され機能しなくなっていく傾向があります。
このため、業務の運営について教育責任者を定め、または外部から講師を呼んで研修するなど、
継続的な運用ができるようにして下さい。
生きた帳簿を作成してください!
本サイトでは、このような人材教育のための資料と管理体制の資料が参考資料としてダウンロードできるようになっております。
また動画の方で帳簿についての解説も行っております。
しかし、会社の規模や形態によっては、そのままでは使えない帳簿もあります。
本サイトにある資料をたたき台として、動画解説で理解を深め、お客様自身の手でオリジナルの生きた帳簿にしていただくようにお願いしております。
本ホームページにより、あなたのお力になれればと願っております。
【参考資料】NPO法人ジャパンネットワークセキュリティアソシエーション
情報セキュリティインシデントに関する調査報告書~個人情報漏えい編~2015年2月23日改訂版より